ろびこの日記〜退屈しない毎日のできごと

60代になっても退屈しない毎日のできごとや感じたこと、好きなものや関心のあることを書いていきます。

韓国ドラマの感想「キング・ザ・ランド」

生まれ変わってもよろしくと同じ頃にネットフリックスで配信されていた「キング・ザ・ランド」

 

「赤い袖先」というドラマで人気俳優となった2PMのイ・ジュノが主演で話題になりました。

 

 

このドラマのあらすじと視聴後の個人的な感想、気になったことをまとめました。

 

視聴中に感想も書いたのですが、今回は全話視聴後の感想です。

 

個人的な感想なので、参考程度にサラッと読んで下さいね。

 

韓国の放送局はJTBC。毎週土日放送の全16話。日本での配信はネットフリックス。

 

韓国のタイトルは 킹더랜드 でした。

 

 

ドラマのあらすじとメインキャスト

 

ホテル業界でトップを争う高級ホテル、キングホテルに就職し、最優秀ホテリエとなった女性が、過去のできごとにトラウマを持ったグループの御曹司と出会い、恋をするラブロマンスです。

 

メインキャストは、ホテリエの仕事が大好きなヒロイン、チョン・サランをユナ。ホテルの従業員たちの笑顔が作り笑いだと軽蔑する世間知らずな御曹司ク・ウォンをジュノ。

 

その他のキャストとしては、サランの女友達2人とウォンの秘書。

 

サランの女友達の1人の働くキングエアーの同僚の年下男子、ウォンの父親と義姉とのエピソードがよく登場していました。

 

 

ではネタバレなしの感想です。

 

予想していた内容とはかなりちがっていましたが、2人のまわりの人たちとのエピソードもたくさん描かれていておもしろく視聴できました。

 

全体的には、ストーリーにあまり深みがないのでサラッと視聴できる作品でした。

 

ブコメぽい場面はところどころにあったのですが、全体的にはラブコメというより

 

ウォンの父親が経営する企業グループの後継者をめぐる愛憎ストーリーと

 

ウォンとサランのラブロマンスが目立ちました。

 

 

では、つぎにネタバレありの感想と気になった部分です。

 

ウォンの表情を撮るショットが多すぎる??

 

これが、1番気になりました。セリフはなくて、キラキラしながらほほえむ表情のショットが続きます。なんでしょうね。謎でした。

 

義姉の冷たい仕打ちの理由とウォンの母親がホテルを去った理由

 

ホテルの経営の考え方の違いから対立しはじめたウォンと義姉。父親のウォンの提案を指示する態度がさらに怒りを生み、次は何をしかけてくるのかハラハラでした。

 

義姉がウォンを憎む理由をウォンの母親のせいのように言ってましたが、何をしたかがよくわかりにくく、ちょっとモヤモヤでした。

 

最後のほうでウォンの母親が登場し、なぜ母親がホテルを去ったのかはわかりましたが、義姉が怒る理由は何だったんでしょう。

 

冷えきっていた義姉の心をあたためたのは、彼女の息子

 

グループの仕事を受け継ごうと頑張っているのですが、父親はウォンの味方をするし、よい夫にもめぐまれず、心身ともに疲れ切っている義姉。しあわせを感じたり、ホッとやすらげる時間がなかったです。

 

義弟に度を越えた妨害をしたくなる気持ちもわかります。だからといってあの態度では誰も何もしてあげられないのです。

 

義姉はある日、企業の評価を下げるような行動をしでかしてしまい、ホテルをウォンに奪われ、それでも負けず嫌いな性格から手にしたいものをあきらめず、ウォンに嫌味を言い続けます。

 

何かを手放せば、気持ちも少しは楽になるのに、誰にも心を許せない義姉。 でも、ある日離れて暮らしていた息子ジフがやってきたのです。

 

息子に会ってもやさしい言葉もかけれない義姉。息子の気持ちも考えず、あなたまで迷惑かけないで、帰って!と。

 

何歳ぐらいの設定なのでしょうか。小学校低学年くらい?

 

母親に相手にされないかわいそうなジフ。サランが世話係をしたり、ウォンとサランと一緒に遊びに行くエピソードがありました。

 

最初は母親と同じで、ひねくれてわがままなお坊ちゃまだと思ってしまいましたが、実は素直で母親想いのジフ。

 

サランと出会い、一緒に過ごしたことで成長しましたね。

母親に心配する気持ちを伝えるジフ。

 

泣いている母親のそばへ来て、

お母さん、泣かないで、と。

 

結局、母親のために帰ることを決めて飛行場でお別れしたのですが、搭乗入り口の手前で戻ってきて

 

お母さん、大好きだよ、また会おうね!

と笑顔。

 

大好きだよという言葉を言いたかったのでしょうね。

 

これで、気持ちが変わらなかったら救いようがない、と思いましたがよかったです。母親にもどることができて。表情も変わり、ジフの手をとって家へ帰ろうと言う義姉。

 

何度も見たい素敵な場面でした。😳✨

 

この子役さんの演技もスゴイです。

 

ウォンとサランの結婚式には、手をつないでお祝いに来た義姉と息子。義姉の表情がおだやかになっていました。

 

ジフは最終話まで、何度かエピソードに登場しています。サランに恋してからのウォンの成長を確かめられる存在でもありました。

 

サランや周りの人たちと出会う前のウォンだったらこんなことはしなかったでしょう。たぶん。

 

結局このひとの役割は何?私生活は何も描かれない謎。

 

1話でグループ企業のインターンとしてウォンと出会い、クビになったウォンに正社員にすると言われてついてきた男性。ノ・サンシク。

 

いつもウォンのそばにいておもしろおかしく振り回されていましたが、いったいどんな人なのか?私生活については何も描かれてない謎の人でした。

 

しかし、ウォンの成長にはこのひとの存在がサランほどではなくても、影響を与えているとは思います。

 

このひとから見たウォンや他の登場人物たちを描くサイドストーリーがあったらおもしろいかもしれません。

 

日本のドラマには、よくある平行して放送される短い時間のスピンオフストーリー。

 

韓国ドラマには、メイキング映像がよく配信されていますが、スピンオフ付きがありません。これも、国によっての傾向でしょうか。

 

 

 

おまけの気になった点

 

ウォンがときどき、日本語?をしゃべる謎。

 

最終話で父親との会話に「はい」と答えていたように聞こえました。

「イェー」とか「ネー」じゃなくてなぜに「はい」なのか。

 

サランが日本語も話せてホテルで接客のために使うのはわかりますが、なぜ?

 

まとめ

 

つっこみどころはかなりありましたが、全体的にはメインキャストのエピソードよりまわりの人たちのエピソードが楽しくて見ごたえがあるドラマでした。

 

ジュノやユナのファンであれば、じっくり表情が見たいと思うのでしょうが、そうでもなかったし、ドラマを見て俳優を好きになる場合もあるんですが、まったくそんな気持ちにはなりませんでした。

 

これは好みの問題ですね。ウォンとサランというキャラクターは嫌いじゃなかったです。

 

違う俳優で演じてくれていたら、もっとワクワクしながら見たかも。このドラマなら日本リメイクあたり、あってもいいかな、と思ってしまいました。

 

その場合、キャストは誰になるかな、と想像するのも楽しいです。

 

では、このドラマについてはこの辺まで。

 


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